グランドサークルの旅の途中、偶然見つけたブッチ・キャシディの幼少時代の家。赤い大地を走るロードトリップには、予定していなかった場所との静かな出合いがあります。
映画にもなった西部開拓時代の無法者

1969年制作のアメリカ映画『明日に向かって撃て!』を、知っている方も多いかもしれません。
原題は『Butch Cassidy and the Sundance Kid』。
ユタ州の小さな牧場で育った、ブッチ・キャシディという西部開拓時代の無法者を描いた作品です。
ブッチ・キャシディの本名は、ロバート・ルロイ・パーカー。のちに西部開拓時代の有名なアウトローとして知られるようになります。
映画の中でも、どこか憎めない存在として描かれています。
旅の途中で偶然見つけた小さな家
ブッチ・キャシディが幼少期を過ごした小屋については、旅の下調べをしているときに、少しだけ知っていました。
モルモン教の開拓者だった両親とともに暮らした場所。
ただ、正確な場所までは把握しておらず、行けたらいいなと思うくらいでした。
それを、レイクパウエルからキャピトルリーフ国立公園へ向かう途中で、偶然見つけたのです。

旅には、こういう小さな出合いがあります。
予定していなかった場所が、静かに心に残ることがあります。
なぜか懐かしく感じるアメリカ西部の風景
わたしは日本で生まれ育ちました。
それなのに、アメリカ西部の景色を見ると、なぜか懐かしさを覚えます。
少し不思議な話になりますが、以前、アメリカ人のスピリチュアルカウンセラーの女性と、電話で話す機会がありました。
そのとき、1800年代のアメリカで、幼いころに凍った湖で遊んでいる途中、氷が割れて命を落とした過去があると言われました。
もちろん、目に見える証拠がある話ではありません。
けれど、わたしがアメリカ西部に惹かれる理由のひとつかもしれないと、静かに感じています。
曇り空の下で思い浮かべた幼い日の暮らし
曇り空の下、小さな家のまわりを歩いていると、時間が少しだけ戻ったように感じました。
派手な観光地ではありません。
けれど、そこには確かに、人が暮らしていた気配があります。

ブッチ・キャシディがまだ幼かったころ、この場所でどんな景色を見て、何を感じていたのか。そんなことを思い浮かべながら、わたしたちはこの日の滞在先へ向かいました。
キャピトルリーフ国立公園近くのホテルへ
今回選んだホテルは、キャピトルリーフ国立公園の玄関口にあたる町、トーリー(Torrey)にある「Red Sands Hotel & Spa」です。
公園の入口から車で数分ほど。
ビジターセンターまでも車で10〜15分ほどで、キャピトルリーフを訪れる拠点として便利な立地です。






田舎の風景の中にありながら、これからリゾート地として発展していきそうな空気も感じます。
大自然を楽しみたい。
でも、旅先では快適さも大切にしたい。
それが、わたしの正直な気持ちです。


アウトドア観光地として発展していくユタ。
その魅力を守りながら、自然と人の心地よいバランスが保たれていくことを願います。

グランドサークルの旅で訪れた場所を、少しずつ記録しています。
赤い大地を巡る旅の続きとして、よろしければご覧ください。
