新しいRZRで向かった、ウィラードピークの初乗り旅

わが家で長く乗ってきた2人乗りのRZRを、最近4人乗りへアップグレードしました。

その初乗りに選んだのは、ユタ州北部にあるウィラードピーク(Willard Peak)。ユタ州の州都ソルトレイクシティから北へ約80キロ、日帰りでも行ける距離にありながら、山道へ入ると景色は一気に変わる場所です。

この日は、新しい相棒となったRZRに乗って、夫婦で山の上へ向かいました。舗装された道を離れ、風と土の匂いの中へ入っていく時間。ユタの自然が、またひとつ深く近づいてくるような一日でした。

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新しいRZRがわが家にやってきた

今回、RZRを買い替えることになったきっかけは、2026年4月にオフロード仲間と出かけたモアブの旅です。

その旅の途中で、仲間が乗っていた4人乗りのオフロード車を見て、走行中の安定感のよさをあらためて実感。

「やっぱり次はこの形がいいね」
そんな話を、夫婦でするようになったのです。

長年、一緒に山道を走ってきた愛車。
メカニックの夫が、丁寧に手入れを重ねてきたRZR。

今までも、何台かの愛車とお別れをし、そのたびに新しい愛車を迎えてきました。それでも、その後ろ姿を見送る瞬間だけは、やっぱり少し寂しさが残ります。

旅のオフロードメモ
RZRは、未舗装の山道や砂地などを走るための小型オフロード車です。日本ではあまり見かけませんが、ユタでは山や砂漠を楽しむための身近な乗り物のひとつです。

試運転に選んだ、いつものウィラードピーク

ウィラードピークは、ユタ北部にある山のひとつです。マナウェイ方面からアクセスでき、オフロード車で山道を走る人、ハイキングを楽しむ人、それぞれの過ごし方で自然を感じられる場所です。

旅のオフロードメモ
英語表記では Mantua と書く町も、現地では「マナウェイ」という発音で呼ばれています。スペルだけでは想像できない地名に出会うのも、ユタ暮らしの小さなおもしろさです。

この場所に来ると、息子が高校生の頃にジープで家出した日のことを思い出します。車が故障して、暗くなった山の中でしばらく動けなくなったことが。

今では少し笑って話せる、わが家のユタらしい思い出です。

しばらくの間、坂道を登っていくと、ウィラードピークへ向かう途中にある高い山あいのエリア、ウィラード盆地(Willard Basin)に到着。

ウィラード盆地の看板

看板にある 標高9,300フィートは、メートルにすると約 2,835メートル。富士山の五合目よりも高いくらいの場所です。

この先は7月15日から通行可、と書かれた看板。今年は雪解けが早く、6月にオープン。
山から流れ出る、冷たいスプリングウォーター
まだ冬の名残が残る山道
このあたりまで来ると、空気も景色も一段と山らしくなる

山の上で見えた、湖と空の広がり

真夏に訪れても、この場所は風が強く、肌寒く感じることがあります。ジャケットは持って行くと安心です。

時間帯によっては、頂上付近に多くのオフロード車が集まり、眼下に広がる絶景を楽しむ人たちでにぎわいます。

でも、この日はとても静かでした。

下山前にやってきたRZR(左)
人口の淡水湖ウィラードベイ(Willard Bay)
アンテロープ島と白く干上がるグレートソルト湖

山を下りながら、心に残ったこと

新車の初乗りからはじまった、この日の冒険。

まだフロントガラスを入れていなかったので、砂ぼこりが少し気になっていました。でも、走っているうちに、野球ボールくらいの石がタイヤにはじかれて、たまに車内へ飛んでくることも。

もしフロントガラスが入っていたら、割れていたかもしれません。そう考えると、この日はガラスがなくてよかったです。

下山の風景

自然の中に身を置くと、自分の感覚が少しずつ戻ってくる気がします。

ユタの大自然。
今日も遊ばせてくれてありがとう。

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