モニュメントバレーを後にして、次に向かったのはレイクパウエルです。
レイクパウエルは、ユタ州とアリゾナ州にまたがる大きな湖で、「グランドサークルのオアシス」と呼ばれることもあります。
赤い岩肌と青い水がつくる景色は、アメリカ南西部らしい美しさがあります。ただ、わたしたちが訪れたときは、水位がかなり下がっていました。
水位が下がった湖で見えたもの
湖の水が引いたことで、ふだんは水面の下にある岩肌が大きく見えていました。
まるで、湖の底にもうひとつのグランドキャニオンが現れたような景色。
赤茶色の岩の層が、静かに姿を見せています。





水位の低さを目の前にすると、この地域の水不足のことが自然と頭に浮かびます。
旅先で出合う風景は、ただきれいなだけではありません。その土地が抱えている現実も、ふと見えてくることがあります。
静かなオフシーズンのレイクパウエル
訪れたのは、まだ本格的な観光シーズンの前だったので、人はそれほど多くありません。


静かな湖畔。
広い空。
水の少ない湖に残る、赤い岩の線。
にぎやかな季節とは違う、少し落ち着いたレイクパウエルの表情です。




観光客の中では、アジアから来ていると思われる人たちの姿も印象に残りました。以前、オフシーズンのイエローストーンを訪れたときにも、同じような光景を見たことがあります。
季節を少し外して旅をすると、観光地の別の顔に出合えるのかもしれません。


ページの町で泊まったホテル
レイクパウエルを訪れた翌日は、キャピトルリーフ国立公園へ向かう予定でした。
そのため、この日は少し早めにホテルへ戻ります。
1泊だけ滞在したのは、アリゾナ州ページの町にある「Hyatt Place Page / Lake Powell」です。
ページは、レイクパウエルやホースシューベンドなどを訪れる旅の拠点になる町です。
ホテルは町の中心部にあり、移動しやすい便利な場所にありました。



外観も内装もモダンで、コンパクトにまとまったホテル。
部屋は清潔で、旅の途中に体を休めるには十分な心地よさがありました。
旅先で出合ったフライドチキン
夫婦ともに初めて訪れる町だったので、ページの土地勘はありません。
そこでホテルのスタッフに、おすすめのレストランを教えてもらいました。
向かったのは、フライドチキンと冷たいビールを楽しめる「Bird House」。
旅先でおいしい食事に出合えると、それだけで少しうれしくなります。


窓際の席から見えた町の表情
窓際のカウンター席で食事をしながら、通りを行き交う人たちを眺めていました。
そこで印象に残ったのは、アジア系と思われる人たちの姿が多かったことです。
店内に入ってくるお客さんにも、アジア系の人たちが目立ちました。
移民の国といわれるアメリカ。
けれど、ひとことでアメリカといっても、町ごとに少しずつ表情が違います。
ページの町で過ごした短い時間にも、この土地ならではの空気がありました。
旅をしていると、観光地だけでなく、町の何げない風景にも目が向くようになります。
次はキャピトルリーフ国立公園へ
次回は、キャピトルリーフ国立公園へ向かう道中で出合った西部劇のような風景と、滞在したホテルのことを記録します。

赤い大地をめぐる旅は、また次の景色へ続きます。
グランドサークルの旅で訪れた場所を、少しずつ記録しています。
赤い大地をめぐる旅の続きも、よろしければご覧ください。
